Node.js 0.12.13 nodist 0.7.2 |
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OpenCVがまだ終わっていませんがWebやりたくなってきたので、今回からしばらく Node.js やっていきます。 Node.js とはなんぞやについてはサンプルプログラムを作成してある程度理解が深まってから記事にまとめたいと思います。 とりあえずNode.jsの日本語サイトであるNode.js 日本ユーザーグループのリンクを張っておきます。
まずは環境構築からです。 Node.js には nodist というNode.jsのバージョン管理ツールが用意されているので、それを使用してセットアップを行います。
まずは nodistのインストーラー をGitHubからダウンロードしてインストールします。 サイトの Installing with the official installer のところにリンクがはってますので、そこからダウンロードします。 2016年4月12日現在のバージョンは 0.7.2 です。 環境変数の設定もやってくれるので Git Bash を使用するよりもインストーラーを使用したほうが楽ちんでしょう。
nodist を使用して node.js のインストールを行うには Windows の場合、コマンドプロンプト上で行います。以下に主なコマンドの一覧を示します。
nodist のバージョン表示 > nodist -v
nodistを最新の安定版にバージョンアップ > nodist selfupdate
インストール可能な node.js のバージョン一覧の表示 > nodist dist
インストール済の node.js のバージョン一覧、および利用中のバージョンの表示 > nodist > nodev0.12.13 (global) nodev5.10.1
※(global)はグローバルインストールの意味。つまり nodist のインストール先にnode.jsのライブラリが作成される。 ※>がついているバージョンが現在利用中となっているバージョン
node.jsの特定バージョンのインストール > nodist + v0.12
※node.jsはバージョンが偶数の場合安定板、奇数の場合開発版ということらしい。
node.jsの特定バージョンのアンインストール > nodist - v0.12.13
node.jsで使用するバージョンの切り替え > nodist 0.12.13
次にHallo Worldと表示するだけの簡単なプログラムを作成します。任意のフォルダにapp.jsというファイルを作成します。
// httpモジュールをhttpオブジェクトとしてロード var http = require('http'); // サーバーオブジェクトを作成 http.createServer( function( req, res ){ // httpレスポンスのhead書き込み res.writeHead( 200, {'Content-Type': 'text/plain'} ); // httpレスポンスのbody書き込み res.end( 'Hello World\n' ); // Webサーバーをサーバー名をlocalhost、ポートを8000で開始 }).listen( 8000, "localhost" );
Node.jsはwebサーバーを内包しています。そのWebサーバーを起動します。
コマンドプロンプトを起動し、app.jsを置いたディレクトリに移動します。 次に下記のコマンドを実行します。 >node app.js
任意のブラウザを起動し、下記のurlを入力して実行します。 http://localhost:8000
Hello World と表示されればOKです。
コマンドプロンプト上で Ctrl + C を押下するとWebサーバーが停止します。
ここで注意事項があります。文字コードの話です。 Node.js はどうも UTF-8 のみのサポートとなっているようなので app.js はUTF-8で保存してください。 あとブラウザ側の文字コードの設定も同様にUTF-8に設定してください。
それとapp.jsを修正した場合、Webサーバーの再起動が必要です。再起動しない場合、修正内容がWeb上に反映されません。