Windows 7 Professional 64 Bit Internet Explorer 8 IIS 7 Oracle Database 11g Release 2 64 Bit Oracle 11g ODAC and Oracle Developer Tools for Visual Studio 11.2.0.1.2 Visual Web Developer 2010 Express |
■実行環境の構築 | Prev Top |
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そんなわけですので、信憑性が低いのでこのページはあまり参考にしないでください。
Webアプリを実行するにはWebサーバーを構築する必要があります。 WebサーバーはHTTPに基づきクライアントソフトウェアのウェブブラウザに対して、HTMLやオブジェクト(画像など)の表示を提供するサービスプログラムのことです。 サービスが動作するコンピュータのことを示す場合もあります。 さてこのサービスプログラムを、ここではWindowsで一般的に使用されている( と思う ) IIS 7 を使用することにします。
「Visual Web Developer 2010 Express」のインストール時に IIS 7 のインストールは完了しているはずですのでインストール方法については省略します。 インストールしてない場合は、「プログラムと機能」からインストールしてください。
次に IIS 7 の設定を行います。
「コントロールパネル」の「管理ツール」から「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー」を起動します。
「Default Web Site」上で右クリックして、「アプリケーションの追加」を選択します。
「エイリアス」の設定を行います。これは物理パスの名前解決みたいなものです。
「アプリケーションプール」の設定を行います。.Net Framework 4.0 を選択し、パイプラインモードを統合とします。 パイプラインモードは知らないので、あとで調べることにする。
「物理パス」はWebアプリをおいてあるパスを指定します。
「接続」ボタンをクリックします。
ここでは認証方法を設定します。
「特定のユーザー」を選択します。
「設定」ボタンをクリックすると、ユーザーとパスワード入力を要求されますので、コンピュータへのログイン時の情報を入力します。
設定後、「テスト設定」ボタンをクリックして、認証可能であることを確認してください。
次に「アクセス許可の編集」をクリックします。
"IIS_IUSRS"というユーザーを選択して「OK」をクリックします。
IUSRSユーザーについて詳しくは説明できませんが、とりあえずWeb上でのファイルやフォルダへのアクセスを付与するためのものと考えておけばいいかも。
Webアプリのほうでは .NetFramework 4 を使用しますが、IISのほうでは初期状態で .NetFramework 2 を使用するように設定されている場合があります。 この状態で実行すると"構文にエラーがあります。"というエラーが表示されます。 IIS側の.NetFrameworkのバージョンの設定は次のように行います。
コマンドプロンプトを管理者権限で起動する。
cd C:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319
aspnet_regiis -i
と入力してインストールします。
Visual Web Developer 2010 Expressの準備で Oracle.DataAccess.dll を参照追加する設定を行いました。 しかし、実行環境ではどういうわけかこれを使用できないので、Oracle本体にある Oracle.DataAccess.dll を使用するように設定を変更します。 Oracle.DataAccess.dllのバージョンは "2.112.1.0" です。
本当はこんな作業いらないと思うのだが、どうするのかわからない。
ここまで設定すればWebサーバー上での実行は可能になると思います。
Webアプリの場合、クライアント端末で設定することは何もありません。 ですがサーバー側のファイアウォールでブロックされる場合がありますので、規則を設定します。